芍薬シーズン終了。
先月後半から路地栽培の芍薬の出荷が始まりました。品種は「さつき」と「剣山の粧」。
下記は剣山〜です。さつきよりピンクっぽい。
今年は暖かくなるのが早かったんで、例年より早く始まり早く終わりました。
収穫期が終わると、残した蕾の回収、破棄。
シャクヤクはひとつの株から何十本と蕾が出ますが、良いものをあえて残し、その蕾を早めに取り、地中の株に再び栄養分を蓄えさせます。次の年の収穫期のために。
しかし、その作業が遅れると…
この通り咲き乱れます(´・Д・)」
咲くと本当に綺麗な花。
美人の例えに使われるほど。
こちらはまだ株を植えてから2年なので、出荷用に収穫出来るのは来年の「ルーズベルト」。地中に株を植えてから、出荷出来るものになるまで3年かかります。
はい、それだけ年月かかるんです、芍薬って。
株自体も流通していません。花農家さんがJAなど業者用販売でも無理、もちろんホームセンターなどで一般の方も買えません。
それだけ希少価値が上がってます。
しかし、需要が増えればの話ですが。
毎年収穫期以外にも、除草、肥料散布、消毒、水やりを適度にしないといけないので、年中手間はかかります。
長年のベテラン農家さんも高齢化が進み、廃業もちらほら。そんな偉大な先輩方から、貴重から株と技術を受け継ぐのが、我々若手(若くないけど)農家の使命でもあります!
ちょっと話がそれましたが…
ルーズベルトは剣山〜より一段と薄いピンク。この地域では多く栽培されています。
これも咲くと綺麗。
いやいや、早く回収しないと!
さて、最近暑い日が増えてきましたね〜!と、最近ツバメがやってきております。孫の鯉のぼりの釣り木の支え綱に止まってます。
毛繕い中かな?
毛…といえば、この子も換毛期。
毛がモコモコ中。
5月5日は去年生まれた初孫の初節句。
芍薬と頂き物のお花も飾りました。
芍薬も終わり、次は真夏の花、ケイトウの出番。こちらは種まきから、急がないと!
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