ちなみに番外編 その②

深夜まで残業が続いたハウス栽培芍薬の出荷の日々は今月6日をもってようやく終了。
芍薬は暖かいと一気に咲くので出荷のタイミングも待ったなし!ということで毎年忙しないのですが、今年は一段と厳しく…というのもいろいろ理由がありまして。


まずひとつ。
先月近所に新しい橋が完成しまして。
新しい橋を夫婦三代が渡ると縁起が良いとされ、見事に我が家が抜てき。知事さんをはじめ偉い方々が参加されての渡り初め式に同席させて頂きました。
三世代夫婦が全員健康体で集まれる(しかも同居)なんてやはり那賀町内難しかったらしく…
近所の方々から「おめでとうございます」なんて言われてもピンと来ず(-_-;)
でも一生に一度あるかないか…だよね、近所に橋ができることもそもそもなんだけど。
そんな大きなイベントに慣れない服を着て慣れないメイクをして新橋を家族で歩いてきました。終わった後、心身ともに滅多に経験しないような怒涛の疲労感がどっと…

そして翌日からあの芍薬出荷の日々。

そして次は、去年生まれた初孫の初節句の準備。
こちらの地区の初節句は、山から杉の木を切りそれを柱とし、鯉のぼりを上げます。大柱を支える小さい柱は近所の名人と家族で3月28日に準備して、4月4日、大柱の伐採、設置を近所の方々の協力であいにくの雨の中、無事終了。齢80の長老の指揮の元、手慣れたベテラン、中堅の方々、こちらの伝統の知識も不十分の関西から移住された方々、そして最年少の若干26歳の息子も、全員の奮闘のおかげです。田舎の結束力はすごいなあ、と市内育ちで5年前ここに移住してきた私は改めて感激しました。
先週半ばも雨が降り、なかなか出来なかったのですが、9日大安にようやく初鯉のぼりを青空のもと掲げることが出来ました!
上の写真…電線が邪魔でしたねσ(^_^;)
柱の先端は杉の葉。初節句の印。来年からは通常の矢車となります。朝これらを揚げていると近所の方々から次々鯉のぼりの祝いが届けられました。それも風習だそうです。
「ひ孫の初節句するけど鯉のぼりも自分らで買うから、気遣いは良いですよ。」と、父が周囲の仲間に言うてたみたいですが…ホンマありがたいですね。
もう、鯉のぼりさん満員御礼状態!
皆様、本当にありがとうございました。

本来なら初節句の5月5日に、柱設置に手伝って頂いた方々、鯉のぼり祝いを頂いた方々を招待し祝いの宴を催すとのことですが、なんせこのご時世。お礼の品を配るだけになりそうです。

さて、農作業はというとハウス栽培の芍薬は終わりましたが次は路地栽培芍薬の準備。
せっせと脇芽取りをしております。
そしていろいろあって作業が遅れていたアリウムコワニーの球根掘りも、毎年お願いしている奥様方に依頼中。


相変わらず仕事が早いわΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
素晴らしい!80代のマダムたちのパワーには勝てないですね。仕事の腕も…口も。
先日ようやくお休みもらい夫婦とワンコで室戸岬までドライブ。
道の駅の海鮮丼!美味しかった。
今日は雨。
鯉のぼり、早めに下ろして正解。
遊び疲れたジン…USBケーブルで充電中?

うちの孫は1〜2歩から2〜3歩、5〜6歩、7〜8歩と歩ける数がどんどん増える毎日。
早くジンと散歩出来る日が来るといいな❤️

徳島県三和農園

花を愛でるという小さな幸せを、いかがですか? 徳島県南部、のどかな山間にある那賀郡那賀町で、 シャクヤク、ケイトウ、おもと、アリウムコワニーをきせつごとに栽培中。 花の個人販売もしております。